旅は、創造するもの。

- Create a Journey -

常識に縛られず、どれだけ創造的に動けるか。

「何にもない」と思う土地でも、
目のつけ方次第で、
ロマンティックな観光地になる。

スリランカの国立公園で出会った野生の象の群れ。動物園の中ではなく、自然の中で生きる象はなんて雄大なんだろう。「夜の象も見てみたい」そんな社員のつぶやきをきっかけに、早速、現地スタッフに協力を仰ぎ、真っ暗な郊外をジープで探索しました。象を見に行くだけでは物足りないと、目をつけたのが蛍です。日本にはない澄んだ夜空と満天の星。そこに木いっぱいの蛍がいたら?さらに探索を進めると、そこには言葉を失うほどの本当に美しい光景がありました。ここから、ナイトサファリの新しいツアーが生まれます。たとえ、なんでもない土地でも、見る人の想像力次第で、どこにもないロマンティックな旅になる。私たちはこんな風に想像を広げながら、現地ツアーや交通手段、宿泊などの旅の素材を作り、どこにもない旅を生み出しているのです。

オリーブ農園、マンタビール。
やりたいことを事業にしてきた。

ある日、ヨーロッパの拠点から連絡が入りました。「オリーブを売ってみたい」と。よりよい旅を提供したいと情報を探すうちに出会った、素晴らしいオリーブだったそうです。そんな時、「なぜ旅行会社がオリーブを!?」などと私たちは考えません。「面白そうだ、やってみろ」と。早速、彼らは売り先のレストランを探したり、農園ツアーを組むなどビジネスへ展開しはじめました。ニューカレドニアで見つけたマンタビールも同じです。これもスタッフの発案で扱うようになった商材の一つ。そこまで自由でいいのか?って。いいのです。それが旅の魅力を高めることならば。そして、こうしたスタッフの取り組みが、もし失敗したとしてもそれはそれでいい。なぜなら、私たちには経験やノウハウが残ります。スタッフ一人ひとりの経験が、会社の糧になっています。

「なければつくる。」を徹底して、
ホテルもレストランも生まれてきました。

きっかけは“ホテルの予約が取れない”という理由でツアー予約をお断りした時でした。「足りないならば、つくればいい」。そして、どうせつくるのなら、単なる宿泊施設をつくるのではなく、お客様に感動していただけるこだわりの場所をつくりたい。たとえば、象の通り道にホテルをつくれば、部屋から野生の象の姿が見えるだろう。寒い中オーロラを待つのではなく、オーロラが見える場所に泊まれたら素敵だろう、とカンボジアやペルー、スリランカでホテルの建設や運営がスタートしています。食べることも、旅の大きなポイントのひとつ。同じようにレストランもつくります。日本食がない街なら鉄板焼き屋を。美味しい海産物が取れる土地なら、ビストロを開いて日本人観光客だけでなく、その土地の人にも食べてほしい。お客様にこれまでにない旅、まだ経験したことがない感動を提供していくためには、小手先の工夫だけではできません。よりクリエイディブに新しい価値の創造に取り組み続けています。

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